2026-05-16

電流の正体

「導体の中に豊富に存在する自由電子が導体内を移動することで電流は流れる」と学校で習った。中学くらいでそう習ったよーな気がするけど、実際は半分正しくて半分正しくない。例として電池と豆電球とスイッチをつないだ電気回路を考えてみる。回路のスイッチを入れると、電池の負極から放たれた負の電荷をもった自由電子がビュンっと一瞬で導体内を通り抜け、豆電球を光らせて電池の正極側に移動。銅線内を自由電子が瞬時(≒光速)に移動するイメージ。

...導体内を自由電子が移動するのは事実だけど、その実際のスピードはカタツムリよりも遅いんだそう。ミクロの世界をイメージすると、確かに導体内を自由電子が駆け抜けるには障害物(原子とか)があまりに多すぎて、真空の中を光が進むのと同等の速度で自由電子が移動するというのは有り得ない気がする。さすがにカタツムリってのは遅すぎるよーな気がするけど、それも確認された事実らしいから面白い。じゃ導体の中を電流はどのように流れているの?

回路のスイッチを入れる前、電池のプラス側は正の電位、マイナス側には負の電位が生じている。開いたスイッチの両端には電池と同じ電位差が生じていて、回路の周りにはそれらを取り巻くように連続的に電場が広がっている。スイッチの接点の間にも電場は形成されているけど、空気が絶縁体となり自由電子は移動することができない。スイッチを入れた瞬間、電場の向きに従って導体内を自由電子が瞬時に同じ方向に移動し始める。自由電子の移動速度は光速でもなく、ビュンっとでもなく、カタツムリよりも遅い速度で動く。

自由電子が動くと同時に電気回路の周りには磁場が形成される。電場と磁場が組み合わさることでエネルギーが伝達され、電球が点灯する。エネルギーを運んでいるのは自由電子ではなく、導体の外側の空間に生じる電場と磁場がエネルギーを運ぶ。電場だけではエネルギーを伝達することはできず、電子が動くことで磁場が形成されて初めて電流が流れる状態となる。自由電子の移動速度はカタツムリ以下だけど、電場は光速に近い速度で伝わるので、スイッチを入れると同時に電球は点灯する。

交流は正極と負極が1秒間に60回切り替わっているだけで、電場と磁場がエネルギーを伝える原理は直流の電池の場合と同じ。エネルギーを伝えるのは電磁波であって、自由電子そのものではないんだよね。電磁波って凄いね、面白い(^^)

2026-05-15

国民性

いま日本にたくさんのベトナム人が働きに来てると思うけど、ベトナムって日本人との相性はあまり良くないと思う。ベトナム人って一言でいうとガサツでデリカシーに欠けてて、人に迷惑をかけるのとかあまり気にしない国民性なんだよね。シンガポールもインドネシアもタイもニポンとはだいぶ違ってたけど、そんなもんだろうと受け入れることができてた。だけどベトナムってちょっと度を越してるというか、チュングォ人といい勝負なレベルだったりもする(笑)

タクシーの運転手はラジオや音楽を平気で大音量で掛けるし、途中で路肩に止めてタバコ休憩したりするし、運転中も大きな声でスマホで通話したりもする。乗客への配慮とかゼロ。ニポンが特別に気配りやもてなしを重視する国ってこともあるけど、東南アジアの隣国と比べてもそれらの概念の薄い国だと思う。

ウチの従業員もしかりで、通勤のバスの中でもスマホで動画見てる音がシャンシャン鳴ってたりもする。電車の中でヘッドフォンから漏れる音にさえ車内アナウンスで注意を促してるニポンとは大違い。道路はクルマやバイクで溢れてるんだけど、我先にと急ぐ気配りゼロ国民なので事故は日常茶飯事。以前ホーチミンで俺が呼んだGrabタクシーも、移動中に二人乗りのバイクを引っ掛けて倒してしまったことがあった。運転手は降りてバイクを起こすのを手伝って、そのまま当たり前のように走り去ってしまったし。

仕事で来てるから割り切って受け入れてるけど、個人的にプライベート旅行では来たくない国だったりもする。まぁ何と比べるかの問題で、インドや中東にくらべたら全然いいけどね(笑)。そう考えるとタイはいい国だったなぁって思う。

2026-05-14

免許

中型二輪免許で乗れるNinja ZX-4RRは排気量400㏄ながら最高出力は80psと、長らくフルパワーと呼ばれてたBandit400に比べて20ps以上も高い最高出力を絞り出している。マイBanditでも速すぎて危ないと思ってたのに、それより20psも上回ってるとは。一方でMEGURO K3は最高出力52PSなんだけど、排気量が770㏄なので中型免許では乗れない。...これって何かおかしくね?

ニポンの免許制度は排気量をベースに区分を分けてるからこういう状況が生じてしまうんだけど、どう考えてもNinja ZX-4RRの方がMEGUROよりスポーティでスピードが出る。一方運転しやすい特性のツインエンジンを積むMEGURO K3、排気量は大きくても穏やかな特性でタウンユースに最適化されているのでスピードはそれなり。

本来中型免許は若者や運転経験の少ない未熟なライダーがいきなり高出力の二輪車に乗って事故などを起こさないよう創設された制度なので、排気量の大小で乗れるバイクを規定する現在の免許制度は本来の趣旨に合っていないと思う。

実際、30年前は若者が乗る250cc4気筒や2スト250ccのレーサーレプリカの事故が多くて社会問題となり、馬力規制が導入されてた訳だし。個々のモデルの事故率、もしくは最高出力に基づいて中型免許で乗れるバイクを規定するのが合理的だと思うけど、ニポンって一度決めたルールやシステムを変更するのが苦手というか、凄く遅いよね。

2026-05-13

ソフトバンク

ソフトバンク凄いね、2026年3月期の連結決算で日本企業として過去最大の5兆22億円の純利益を出したんだそう。以前トヨタの純利益が1兆円を超えたっていうニュースに驚いた記憶があるけど、5兆円だもんね。AI関連技術の発展と将来性を確信して、リスクを取って投資してきた結果が実を結び始めてるんだと思う。いつまで続くかは誰も分からないけど、今後もっと大きな利益を出す可能性もあるりそう。製造業で1兆円の利益を出せるトヨタもすごいけど、やっぱ投資ってうまくやれば儲かるんだね。

 儲かってるソフトバンクの話は置いといて、重要なのは自分のリタイヤ後の活動用資金の運用方法。いまは資産の8割を金融資産(普通預金&外貨定期預金)が占めていて、ほとんど運用はしていない状態。大きな損失を出す心配はないけど、年々インフレで数%づつ目減りしてたりもする。まだ帰国の予定は決まってないんだけど、正式に帰国したらドルコスト平均法を使った積み立てNISAを再開するつもり。リタイヤ後に時間があれば予算を決めて個別株にも投資してみたいんだけど、やるかどうかは未定。

積み立てNISAに回す資金の総額は決めてるんだけど、問題は投資期間。十分にリスクヘッジすることを考えると20年くらい掛けて時間的な分散効果を期待したいところなんだけど、それだと積み立てを終えるのが80歳近くになってしまう。さすがにそこまで時間は掛けたくないので、70歳までに積み立てを終えるように投資期間10年くらいで計画してみようかと考え中。

最近は最短の5年でNISA枠を使い切って、複利効果を最大限生かすことを目的とした投資法が流行っているようだけど、5年スパンの投資では資産を高値で買ってしまうリスクのヘッジが不十分な気がするんだよね。個人的にはもう少し投資期間を延ばして、時間的な分散投資の効果を期待したいと思ってたりもする。

2026-05-12

ANAが失うもの

ANAがSuper Flyers Cardの規約変更を発表して以来、ネット上ではいろいろな意見が飛び交っている。ラウンジが使えなくなることに対する落胆の声、ラウンジの混雑が解消されることを期待する声、現在修行中の修行僧の悲鳴など(笑)。ANAはこれがベストだと思って規約変更を決めたんだろうから、気に入らなければANAに乗らなければいいだけの話ではある。だけど少し前までTV番組でラウンジの魅力を伝え、マイル修行をあおっておきながら、突如として一方的に規約変更をアナウンスしたANAは批判されてしかるべきだと思う。

ラウンジや優先チェックインのサービスを受けたかったら、毎年5万マイル以上ANAに乗ってプラチナ資格を満足しろって事なんだと思う。だけど人によっては5万マイル満たせない年だってある。俺は過去にプラチナ3回、ダイヤモンドに1回なってるんだけど、5万マイルに満たない年にSFC所有でスターアライアンスゴールド資格が維持できるのは有り難かった。JALは単年度の実績よりもトータルでの貢献を重要視していて、JGC所有者をお得意様として、一般の乗客とは区別して扱っているんだけど、ANAはSFC所有者を一般の乗客と基本的に同じ扱いに変更しようとしている。

今回の規約改定でANAが失うものは大きいと思うんだよね。今まで優先してANA便に乗っていた人が、JALなど他キャリアに流れるのは間違いない。俺は仕事で飛行機に乗る機会が多いんだけど、ラウンジや優先チェックインサービスが使えないならANAには乗らないと思う。特に日本以外の国から出国する際は、出発国のキャリアを使うと思う。例えばバンコクから帰国する際、ANAやJALのチェックインウンター前には長い行列ができていて、長時間待たされることがある。だけど出発国のキャリアはチェックインカウンターの数が多いので、待ち時間が短くて済むんだよね。例えばバンコク出張なら往路はJALで、復路はタイ航空って具合。

ANA便に乗ってマイルを貯めたところでアップグレードなんて期待出来ないし、無理してマイルを貯めるメリットが見当たらない。 これまでアップグレードポイントってのが付与されてたけど(26年度で廃止)、ここ5年はアップグレードできた試しがなかった。あとANAの機内食って不味くて、タイ航空やベトナム航空の方が全然旨いんだよね。ANAの機内食は臭いがきつくて嫌なので、もう何年も食べたことが無かったりもする。

何年も前からANAのサービス劣化を感じてて、JALの方がいいなって思ってたので、スターアライアンスゴールドが無くなったら正直ANAを利用する理由がないんだよね。当面はANAよりもサービスがマシなJALを選択するつもり。