お正月特番の「ウルトラマンDASH」を観たんだけど、スポーツクライマーの野口啓代さんが挑んだチャレンジは問題があると思った。「高速道路を走行中のバス運転手が睡魔に襲われていて、走行中のバスの外をフリークライミングで運転席まで移動して目覚まし用のすだち入りドリンクを渡す」という意味不明な設定。チャレンジはどう見ても危険で、楽しいとは微塵も感じなかった。これは「コンプラ騒ぎ」になるんじゃないかと思ったんだけど、予想通り炎上している模様。
一般車両の通行が無い開通前の高速道路を使用していたとはいえ、走行中のバスの側面をフリークライミングで移動するなんて常軌を逸していると思う。万が一の落下の際にタイヤに巻き込まれることを防ぐためにタイヤ部分をパネルで覆ってはいたけど、強度的にも怪しさ満点で事故対策が十分だとは感じなかった。野口選手はヘルメットも着用してなかったし、安全管理上の問題を指摘されても反論の余地は無いと思う。
あと番組では何度も樹脂製のリフレクターに足を掛けてるシーンが映されてたんだけど、あの映像演出にも違和感を感じた。制作者は数ミリの僅かな凹凸も足場として利用するウルトラマン(=野口さん)の凄さを強調したかったんだろうけど、リフレクターなんて体重掛けたら簡単に取れちゃうだろうし、視聴者が真似をして重大な事故が起こりでもしたら... とか考えなかったのかね?
どう考えても公共の電波を使って放送するには不適切で、コンプラ的には完全にアウトな内容だったと思う。栄華を極めたフジテレビが凋落したように、日テレにも没落していきそうな気配が感じられる。

