83歳の親父が心筋梗塞で病院に運ばれ、いま地元の医大病院で緊急手術を受けている。母親と電話で話をしたんだけど、いつものお袋の話しぶりとは明らかに違っていて動揺が感じられた。緊急手術を行っているもののいつ心臓が止まってもおかしくないとのことで、お袋は色々な承諾書に署名したとのこと。俺はそばにいてあげることができないので、妻に大至急故郷の香川に飛んで母に付き添うよう頼んだ。海外で働くことを選んだ俺がやってあげられることは少ない。
俺は社会人になって以来、必ず盆とお正月とGW、1年に3回は実家に帰省してきた。今年も3月に帰省した時に両親と会ってるし、飯を食いながら一緒に酒を飲んだ。いつ何があっても後悔しないように、俺なりに行動してきたつもり。実家に帰省できたにもかかわらず帰省しなかったのは2001年のお盆休みだけ。社会人になってからずっと離れて暮らしてきたけれど、地元で暮らしてた兄よりも両親とは多く会ってきた。母親とは昨日Facetimeで話したばかりで、その脇で親父はTVを観てた。
俺が生まれて以来、ずっと両親が居た。海外で働いてきたけど、俺にはいざという時ずっと帰る場所があった。両親はずっと俺を支えてくれていた。ずっと海外で働いてきたので親の死に目に会えないかもしれないことは覚悟してきたつもりだし、何があっても後悔は無いけれど、いま突然の別れは本意じゃない。親父、頼む、頑張ってくれ、あの世に行くにははまだ早い。もう一度でいいから、一緒に俺と酒を飲んで欲しい。

