子供の頃は117クーペってどこが良いのかさっぱり分からなかったんだけど、大人になった今見ると凄くカッコいいんだよね。特に発売当初の丸目4灯モデルは品があって凄く美しいと思う。さすがはジウジアーロって感じ。117クーペの生産期間は1968年から1981年と意外と長く、俺が中学に進むちょい前まで新車で買うことができてたらしい。117クーペは子供の頃から既に旧車のイメージだったけど、実は当時まだ現行モデルだった模様。
発売当初は工作機械を使ってボディ外板に大まかなラインをプレスし、そこから先は手作業でボディシェイプを成形していくという、今では考えられないほど手間のかかる方法であの美しいボディラインを実現していたんだそう。そこから117クーペの初期モデルはハンドメイドと呼ばれるようになったようだけど、昔から丸目のハンドメイドモデルにはプレミアがついてたんだよね。
あまり見たことがなかったんだけど、前期型117クーペはインテリアもカッコいい。スポーツカーと言っても違和感のないスポーティーなコックピット。これに比べるとマイロードスターは良く言えばモダン、悪く言うと安っぽい。まぁこのでっかくて細いステアリングや品のあるウッドのメーターパネルは’68年発売の117クーペだから似合うのであって、’89年に発売されたNAロードスターには似合わないと思うけどね。


